第2次 災害対策調査班ConeBeamCT研究班











第6次 循環器撮影実態調査班

2014年7月〜 活動開始したワーキンググループ です。

名 称 : 第6次 循環器撮影実態調査班
班 長 : 田倉 寛恵 (総合新川橋病院)
班 員 : 岩澤亜矢子 (横浜労災病院)
    : 内山 裕史 (昭和大学藤が丘病院)
    : 日高 章吾 (NTT東日本 関東病院)
    : 安田 光慶 (昭和大学江東豊洲病院)
オブザーバー : 石川 栄二 (横浜市立大学附属市民総合医療センター)
       : 田島  修 (埼玉県立がんセンター)


活動目標および内容 :
 5年ごとに実施している全国規模のアンケート調査(6回目)を行い、心臓カテーテル検査を中心とした血管造影検査の実態や作業環境等に関する現状把握と変遷を分析し、今後の研究の基礎資料として報告し公開する。

(活動実績)
◇ 循環器撮影実態調査 被ばく管理,放射線防護具使用の実態 : (口演)第73回日本放射線技術学会総会学術大会 2017年4月
◇ (ポスター)第81回日本循環器学会学術集会 2017年3月
 ・ 循環器撮影の実態調査 第1報 施設・医療従事者の実態
 ・ 循環器撮影の実態調査 第2報 装置に関連する実態調査

(活動報告)


2017.4.13 第73回日本放射線技術学会総会学術大会 報告
(口述) セッション名 : Radiation Protection (Multi-modality) Dose Management, Diagnostic Reference Level/放射線防護(マルチモダリティ)線量管理・DRL

循環器撮影実態調査 被ばく管理,放射線防護具使用の実態

報告者 : 田倉寛恵(榊原記念病院)

【目的】
 循環器画像技術研究会では,循環器撮影・検査の実態調査を実施している.今回,2009年調査と2015年調査の比較および新項目の中から,検査中入室する職種,各種防護具,水晶体防護,患者被ばく管理について報告する.

【方法】
 血管撮影装置を有する全国1020施設を対象にアンケート調査を行い,247施設の回答(回収率23.7%)より4項目について集計・分析した.
 1.検査時のスタッフ入室状況
 2.着用型防護具の種類と使用率及び,水晶体防護
 3.検査室防護具の種類と使用率
 4.患者被ばく線量の管理

【結果】
1.職種別従事者数の1症例あたりの平均は心臓検査において前回調査と比較し,診療放射線技師1.12人,医師2.27人,看護師1.43人,臨床検査技師0.37人と変化はなく,臨床工学技士が0.73人から1.08人と増加した.
2.着用型防護具(プロテクター,ネックガード,鉛手袋)の使用率は前回調査と変化はなかった.今回,水晶体の防護と被ばく管理に関する設問を追加し,心臓検査での医師のゴーグル着用率は76.1%であった.また,不均等被ばく個人線量計の使用割合は頭頚部線量の記載がある施設で37.7%であった.
3.検査室内防護具は天井懸垂型,腕台,防護衝立において使用率が向上した.
4.患者被ばくの記録を残す施設は心臓検査で91.5%と前回の72.1%から増加した.

【考察】
1.臨床工学技士の増加は検査周辺機器の多様化に伴い,操作する技士の需要が増したと考えられる.
2.防護ゴーグルと不均等被ばく線量計の着用率は100%が理想であり,今後も着用の啓発を行う必要がある.
3. 検査室内防護具の使用率向上は,被ばく線量低減推進施設や認定技師・看護師の増加による被ばく低減意識向上の要因と示唆される.
4.患者被ばく線量を記録する施設が増加した要因として,装置やレポートシステムの進歩や導入により,線量記録が簡易的になり手間が軽減されたことも要因であると考えられる.


【新規性】
 循環器撮影・検査の実態を把握するため,2015年にアンケート調査を実施した.2009年に調査した結果と比較し,6年間の変化を把握した.
 ICRP の組織反応(確定的影響)に関する声明と眼の水晶体の等価線量限度(Publ.103では150mSv)を5年間の平均で年20mSv,年最大50mSvにすべきであるとの声明を受け,水晶体被ばくに関連した防護ゴーグルの職種別の使用状況と使用されているゴーグルの鉛当量を新規に調査した.
 また,水晶体被ばく線量管理のための不均等被ばく線量計についても使用状況を新規に調査した.




2017.3.18 第81回日本循環器学会学術集会 報告
(ポスター) セッション名 : チーム医療セッション 一般演題 「その他1」

循環器撮影の実態調査 第1報 施設・医療従事者の実態

報告者 : 岩澤 亜矢子(横浜労災病院)

【目的】
 循環器画像技術研究会では、循環器撮影に関する実態調査を約5年おきに全国規模で実施している。この調査結果を前回(2009年)調査と比較、分析することにより循環器撮影領域における実態を明らかにする。

【方法】
 第1報では以下の3項目について報告する。
 1. 部位別年間件数の推移
 2. 1症例あたりの職種別従事者数の推移
 3. 診療放射線技師の夜間休日体制

【結果】
1.頭部領域において、カテーテル治療(IVR)の割合は31%と前回調査から5ポイント増え増加率1.21倍と最も変化した。その他の部位(心臓、腹部、四肢)でもIVRの割合は4〜10ポイント増加し、IVR全体の平均は5ポイント増え増加率1.12倍と増加傾向にあることがわかった。
2.1症例あたりの職種別従事者数の平均は、心臓カテーテル(CAG)において臨床工学技士(CE)が前回調査の0.73人から1.08人に増え、従事施設数も83.7%と前回調査から19ポイント増え増減率1.29倍となった。他の領域でもCEは0.14人から0.37人に増え、従事施設数は21.7%と前回調査から9ポイント増え増減率1.68倍となった。
3.診療放射線技師の夜間休日体制は、CAGにおいて当直対応が36.0%、オンコールが27.5%と今回の調査で初めて当直対応の割合が上回り、ここ10年で当直対応に移行する施設が増加傾向にあることがわかった。




2017.3.18 第81回日本循環器学会学術集会 報告
(ポスター) セッション名 : チーム医療セッション 一般演題 「その他1」

循環器撮影の実態調査 第2報 装置に関連する実態調査

報告者 : 内山 裕史(昭和大学藤が丘病院)

【目的】
 循環器画像技術研究会では、循環器撮影に関する実態調査を約5年おきに全国規模で実施している。この調査結果を前回(2009年)調査と比較、分析することにより循環器撮影領域における実態を明らかにする。

【方法】
 第2報では装置に関連する以下の4項目について報告する。
 1. FPDとI.I.の設置率
 2. 冠動脈造影用造影剤自動注入装置を準備・管理している職種
 3. IVUS、OCT、FFRを操作する職種(新規調査)
 4. ハイブリット手術室の設置率(新規調査)

【結果】
1.FPD設置率は、前回調査では45%、今回調査では93%と設置率が2倍に増加した。
2.冠動脈造影用造影剤自動注入装置導入率は、前回調査では42%、今回調査では79%となった。準備する職種の割合は、診療放射線技師66%、臨床工学技士26%、看護師5%、医師1%、臨床検査技師1%、管理する職種は診療放射線技師79%、臨床工学技士20%で前回調査とほぼ変化がなかった。
3.IVUS、OCT、FFRを操作する職種の割合は、臨床工学技士56〜60%、医師17〜19%、診療放射線技師13〜18%、臨床検査技師7〜9%、看護師0〜1%となり、デバイスによる大きな差はなかった。
4.今回調査でハイブリッド手術室が設置されている施設は52施設20%で、検討中も19施設あった。設置場所が手術室にあるのは77%、血管撮影室にあるのは23%であった。







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