「第29回 循環器被ばく低減技術セミナー」 (循研)開催のお知らせ <東京開催> (終了しました)

 循環器画像技術研究会では、平成24年9月1日(土)に「第29回循環器被ばく低減技術セミナー」(全循研主催)を開催します。
 研究会会員でなくても受講できますので、多くの方々のお申し込みをお待ちしております。

●「第29回循環器被ばく低減技術セミナー」開催のお知らせ
                   主催:全国循環器撮影研究会
                   開催:循環器画像技術研究会
                  <共催:JSRT防護分科会・計測分科会>

  日  時: 平成24年9月1日(土) 9:20〜17:00(受付は 9:00より)
  会  場: NTT東日本関東病院 4階カンファレンスルーム
  対 象 者: 循環器撮影の被ばく低減に興味のある医療関係者なら
        どなたでも受講可能です。[非会員でもOK!]
  募集人数: 40名 (但し、定員を超える申込があった場合は循研の会員を優先します)
  受 講 料: 循研あるいは全循研の会員 4,000円
        非会員          6,000円
        ※ テキスト代含む、 ※ 昼食付き
  申込方法: 8/20 申込受付を終了しました
        ▲ 受信確認・受講決定の連絡はe-mailのみで行います。
        ▲ citecjunken@yahoo.co.jpが受信できるよう設定して下さい。

  備  考: 受講票は8月下旬の郵送を予定しております。

◆『日本血管撮影・インターベンション専門診療放射線技師認定機構』の 3ポイントが付与されます。
◆『日本救急撮影技師認定機構』の 2ポイントが付与されます。
◆『被ばく線量低減推進施設』の認定には本セミナーの受講が必須となります。


【プログラム】(予定) 進行:坂本 肇(セミナー実行委員長)
9:20- 9:30 開会式
9:30- 9:50 被ばく線量低減推進施設の認定について
                    循環器画像技術研究会 会長 加藤 京一
9:50-10:20 放射線の人体への影響と症例     NTT東日本関東病院 塚本 篤子
10:20-10:50 X線装置による被ばく低減
                埼玉県立循環器・呼吸器病センター 田島  修
10:50-11:00 休憩
11:00-11:30 X線防護用具            昭和大学藤が丘病院 安田 光慶
11:30-12:00 品質管理     横浜市立大学附属市民総合医療センター 石川 栄二
12:00-12:10 休憩
12:10-12:30 ランチョン@『FPD装置、本当に線量低減になっている?』
                      山梨大学医学部附属病院 坂本  肇
12:30-13:00 ランチョンA『新型FPDの可能性』         (株)島津製作所
13:00-13:10 休憩
13:10-13:40 FPDの特性と精度管理           昭和大学病院 佐藤 久弥
13:40-14:20 線量測定法           山梨大学医学部附属病院 坂本  肇
14:20-14:30 休憩
14:30-15:00 線量測定実習の説明
              横浜市立大学附属市民総合医療センター 坂野 智一
15:00-15:50 線量測定の実習(血管撮影室にて)  NTT東日本関東病院 塚本 篤子
                           〃     ○○ ○○
                     山梨大学医学部附属病院 坂本  肇
                     千葉県循環器病センター 今関 雅晴
16:10-16:50 実習データの計算、説明
              横浜市立大学附属市民総合医療センター 坂野 智一
16:50-17:00 閉会式 修了証授与     循環器画像技術研究会 会長 加藤 京一


「第29回 循環器被ばく低減技術セミナー」 (2012.9.1) 参加印象記

印象記-1

第29回被ばく低減技術セミナーへ参加させていただいて
     明理会中央総合病院 放射線科  澤田 恒久 (診療放射線技師)

 今回初めて参加させていただきました。
 当院は病院開設から3年、カテ室は開院より半年後に立ち上がりました。
 セミナーを受けるきっかけとなったのは、全国循環器撮影研究会で行われている被ばく線量低減推進施設認定への申請を目指そうと、同僚と二人で参加させていただきました。

 被ぼく線量低減推進施設認定を目指すに当たり、全国循環器撮影研究会のHPにて申請に関して確認をしましたところ、認定基準書というものがありました。
 施設で行なわれている彼ぱく低減に関する実施項目等が記載されていました。この内容も踏まえ、今回のセミナーにお邪魔させていただきました。
 セミナーの内容は被ばく低減に関することはもちろん、放射線の人体へ与える影響(多数の症例を見ることができました)、放射線防護に関すること、機器管理、医療安全、線量測定法等がありました。
 測定に関しては実習もあり、自分にとっては二日間くらいかけて行って頂きたいくらい充実した内容でした。
 セミナーで使用したテキストは、後日見直しても講義内容の詳細まで確認できるすばらしいものでした。
 講義はどの分野も基本的なことからお話いただけましたので、以前勉強したものの暖昧になってしまっていた部
分も復習を兼ねしっかりと学ぶことができました。
 実習は参加者が二手に分かれ少人数で行なわれたので、ファントムや線量計の設置方法、アイソセンターの決の方などを間近に見ることができました。
 図や言葉だけでなく、説明していただきながらの実習だったので容易に理解する事ができました。

 今回学んだ内容は放射線を取り扱うものとして知っておくべきものでもあるので、職場でも共有していこうと思います。

 このようなセミナーを主催している全国循環器撮影研究会、講師の先生方ならびに実行委員の皆様に感謝すると共に御礼申し上げます。
ありがとうございました。今後もご指導の程宜しくお願い申し上げます。

【実習】線量測定(アイソセンターとIR基準点) 【実習】 線量測定

印象記-2

第29回被ばく低減技術セミナー参加のきっかけ
     JR東総合病院 放射線科  渡辺 秀樹 (診療放射線技師)

 私は昨年より血管撮影室の担当をしています。しかし、その検査内容は脳血管領域と消化器の検査が担当でした。そのため循環器の検査に携わることがなかったのですが、今年の7月から心臓カテーテル検査にも携わるようになりました。その直後、先ずは先輩の勧めで7月8日に開催された第6回血管撮影技術基礎教育セミナーに参加しました。内容は循環器検査のことについての講義が多く、携わって間もない私にとってはわからないことだらけではありましたが、説明がとても丁寧で聞きやすい講義だった印象を受けました。今現在2ケ月ほど心臓カテーテル検査に着いていますが、そのときの講義がいろいろ役に立っています。今回被ばく低減セミナーに参加したきっかけは、そのような体験があったからこそ更に知識と技術を深めたいと考えたからです。また、今回のセミナーは被曝に関するセミナーであったので、放射線技師として“被曝”は切っても切り離せない関係にあり、元々そのような講習会に参加してみたいという気持ちもあったためです。

 セミナー受講後の感想ですが、前回同様わかりやすい講義で、今回のセミナー受講後の業務において、小さなことからではありますが、自ら被曝低減に貢献できるように務めています。

【実習】 実習データの計算 第29回 セミナーの講師と実行委員




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