「第26回 循環器被ばく低減技術セミナー」 (循研)開催のお知らせ <東京開催> (終了しました)
- ■お知らせ■
- 測定実習の説明資料と計算結果がダウンロードできます。(こちらをクリックしてください)
ご自由にご活用願います。
循環器画像技術研究会では、平成23年9月3日(土)に「第26回循環器被ばく低減技術セミナー」(殉国循環器撮影研究会主催)を開催します。
なお、循研や全循研の会員でなくても受講できますので、多くの皆さまの参加をお待ちしております。 |
●「第26回循環器被ばく低減技術セミナー」開催のお知らせ
主催:全国循環器撮影研究会
開催:循環器画像技術研究会
<共催:JSRT防護分科会・計測分科会>
日 時: 平成23年9月3日(土) 9:20〜17:00(受付は 9:00より) 会 場: NTT東日本関東病院 4階カンファレンスルーム
〒141-8625 東京都品川区東五反田5-9-22
http://www.ntt-east.co.jp/kmc/access/index.html
対 象 者: 循環器撮影の被ばく低減に興味のある医療関係者なら
どなたでも受講可能です。[非会員でもOK!]
募集人数: 50名 (〆切 8/26:但し、定員になりしだい終了します)
受 講 料: 循研あるいは全循研の会員 4,000円
非会員 6,000円
※ テキスト代3,000円含む、 ※ 昼食付き
申込方法: 専用申込フォームから申し込み
▲ 受信確認・受講決定の連絡はe-mailのみで行います。
▲ citecjunken@yahoo.co.jpが受信できるよう設定して下さい。
◆ 8/19(金)24:00をもちまして申込を終了しました。◆
備 考: 受講票は8月下旬の郵送を予定しております。
◆『日本血管撮影・インターベンション専門診療放射線技師認定機構』の 3ポイントが付与されます。
※ 測定実習は、認定機構の受験に必要な線量測定に役立ちます
◆『日本救急撮影技師認定機構』の 2ポイントが付与されます。
◆『被ばく線量低減推進施設』の認定には本セミナーの受講が必須となります。
【 プログラム内容 】 進行:坂本 肇(セミナー実行委員長) 9:20- 9:30 被ばく線量低減推進施設の認定について
全循研認定委員 田島 修
9:30-10:10 放射線の人体への影響と症例
NTT東日本 関東病院 塚本 篤子
10:10-10:40 X線装置による被ばく低減
埼玉県立循環器・呼吸器病センター 田島 修
10:50-11:20 X線防護用具
昭和大学藤が丘病院 安田 光慶
11:20-11:50 品質管理
横浜市立大学附属市民総合医療センター 石川 栄二
12:00-12:40 FPD関連講義(ランチセッション)
昭和大学病院 佐藤 久弥
13:00-14:00 特別講演
心臓CT撮影の被曝低減を考える
−撮影プロトコルの最適化を求めて−
医療法人社団田貫会 高瀬クリニック 放射線部 佐野 始也 氏
14:00-14:30 線量測定法
山梨大学医学部附属病院 坂本 肇
14:40-15:10 線量測定実習の説明
山梨大学医学部附属病院 坂本 肇
15:20-16:00 線量測定の実習(血管撮影室にて)
NTT東日本 関東病院 塚本 篤子
埼玉県立循環器・呼吸器病センター 田島 修
横浜市立大学附属市民総合医療センター 坂野 智一
16:10-16:50 実習データの計算、説明
山梨大学医学部附属病院 坂本 肇
16:50-17:00 修了証授与
循研副会長 塚本 篤子
印象記-1
第26回循環器被ぱく低減技術セミナーへの参加
東京女子医科大学八千代医療センター 医療技術部画像検査室 松尾 秀樹 (診療放射線技師)
今回の受講で2度目となりました。以前血管撮影室の担当になったばかりの頃に一度受けたのですが、職場内の部門移動がありセミナーには参加したものの施設認定を取得するまでには至りませんでした。ですがまた血管撮影室へローテーションによる配属の話しがあたため受講してみようと思いました。2年程度アンギオ業務から離れていたため知識の再確認の思いもあり受けました。
朝から夕方までの講義のため疲労もありましたが、それぞれの分野で詳しい講師達の講義やテキストも貰え、とても有意義な時間となりました。テキストには写真や表などが多数載っていて非常に分かりやすく作られてい ました。難しい内容もありましたが、講義での説明もあり理解しやすいものでした。また疑問なども質問し易い雰囲気でありました。
午前中は講義がメインであり、放射線の影響や血管撮影装置のことについてテキストに沿って行われました。血管撮影時の皮膚への影響などの写真もあり、放射線の影響は放射線技師がもっとも理解しておかなくてはならないことの一つであると再認識しました。
午後の講義の『特別講演』では心臓CTについての話が聞けました。現在、CTの担当である私にとっては大変参考になる内容でした。講師の先生の話とスライドが面白く、今後の心臓CTに対する期待や技術がまだ発展することに対してとても興味をもてました。
今回のセミナーは『被ばく低減』ということなので実習形式で行う測定は本当に参考になりました。測定前に講義を行うことで基礎的な知識を身につけたうえで、の実習だったため実習の内容も行っている意味も良く理解できました。実習中の説明はゆっくり丁寧に行ってくれたため分かりやすかったです。線量測定の計算は難しいものであると思いましたが、公式などもかみくだいて説明してくださったため直ぐに計算できました。また計算中も講師の方々が回っていたため分からなければ直ぐ聞ける環境でよかったです。
今回のセミナーを通して得た知識を職場でも生かしていきたいと思います。また今度血管撮影の担当になったら施設認定の取得も担当者と共に行ってきたいと思いました。
最後になりましたが貴重な体験をする機会を下さった講師・セミナーの委員の方々にお礼を申し上げます。ありがとうございました。今後ともどうぞご指導宜しくお願いいたします。
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【特別講演】 心臓CT撮影の被曝低減を考える
−撮影プロトコルの最適化を求めて−
高瀬クリニック 放射線部 佐野 始也 氏 |
線量測定の実習
アイソセンターとIR基準点 |
印象記-2
第26回循環器被ぱく低減技術セミナーへの参加
聖路加国際病院 放射線科 飯田 聖一郎 (診療放射線技師)
この度、循環器被ばく低減技術セミナーに初めて参加させて頂きました。
私の技師歴は20年を遥かに超えており、アンギオ検査はシネフィルムを使用していた十数年前に携わったのみでした。しかし、平成23年の春に当院で心血管センターの立ち上げがあり、診療放射線技師が久しぶりに心臓カテーテル検査に従事することになったのでこのセミナーを受講することとなりました。目的は被ばく線量低減推進施設認定と、線量測定の実習でした。理解力の欠けた私はセミナーの内容が習得出来るかどうか心配でしたが、講師の方々が本当に親切で優しく、きめ細やかに教えてくださったおかげでこんな私でも理解することができました。線量測定の実習などは技師学校以来かもしれません。
今回のセミナーでは現在の他施設の動向や診療放射線技師の役割、被ばく低減方法など本当に勉強になりました。これらを当院に持ち帰り現場に活かしたいと思います。
また被ばく線量低減推進施設の認定を目指し、ペイシェントケアに徹して行きたいと思います。
講師の皆様には本当に感謝いたします。誠にありがとうございました。
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線量測定の実習
透視画像での幾何学的配置の確認 |
セミナー講師陣と実行委員 |
循環器撮影研究会≒循環器画像研究会≒循環器技術研究会≒循環器研究会≒循環器撮影技術学会≒心血管画像研究会≒循研≒CITEC
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